2026-05-29
男性の一重まぶた眼瞼下垂手術について - 個人的見解
男性の一重まぶた眼瞼下垂手術における重要なポイントを解説。皮膚の切除しすぎへの注意や、切開法と非切開法の適切な選択について専門医の視点から説明します。

「男性の一重まぶた眼瞼下垂手術(目つき矯正)」は、2015年頃から多く行われるようになったと感じています。
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もちろんそれ以前も時折行っていましたが、ここ3年ほどで症例数が大幅に増え、それを基に学会で発表する機会や、論文を執筆する機会にも恵まれました。
しかし、学会発表や論文発表を重ねるうちに、周囲のクリニックからもトラブルを抱えた患者様の修正依頼をいただくことが増えてきました。
男性の一重まぶた眼瞼下垂手術において、注意すべきポイントが2つあります。
第一に、一重まぶたにするからといって、二重のラインを完全になくそうとして皮膚を切り取りすぎてはいけないということです。

目が閉じられなくなってしまったら、取り返しがつきません。
第二に、あまりにも「非切開(埋没式)」の「一重目つき矯正」を盲信してはいけないということです。
もちろん、誰もが切開を避け、早い回復を望みます。しかし、男性の場合は元々戻ってしまう確率が高いだけでなく、非切開法では矯正できる量に限界があります。それにもかかわらず無理をしてミュラー筋を強く引き込みすぎると、激しい違和感や不快感が生じることになります。
そのため、非切開法を受けた後に後悔し、改めて切開法を受けに来られる患者様を見ると、非常に心苦しく感じます。

上記の患者様は、まぶたに厚みがあり、黒目の露出も少ない状態でした。
脂肪除去だけでなく、眼輪筋、眼輪筋後脂肪層(ROOF)、隔膜までを適切に処理した症例です。
このようなケースでは、非切開法での改善は不可能です。