2026-05-29
埋没法を解く、二重抜糸後の腫れについて
埋没法(自然癒着法)の糸を除去した後の腫れや経過について解説します。組織を傷つけずに糸だけを正確に除去すれば、腫れや内出血は最小限に抑えられます。

埋没法を解く、二重抜糸後の腫れ
この2点について解説していきます。
今日は、埋没法の二重を解いた後の腫れがどの程度なのかをご紹介します。
以前カウンセリングに来られた患者様から、埋没法の二重を解いた後の腫れについて質問を受けたことがあります。
実際、抜糸後の腫れについては写真を撮ったり記録を残したりすることは少ないのですが、今回は患者様の同意を得て、写真と動画で経過をご紹介します。
以前の投稿でもお伝えした通り、埋没法(自然癒着法)を解くとひどく腫れるのではないかと誤解されることがありますが、組織をむやみに傷つけず、糸だけを正確に見つけて除去すれば、ほとんど腫れることはありません。

ただし、これは単結節法の場合に限ります。もし単結節法でない場合は、糸の除去は行わず、いくつかの穴を開けて二重の癒着を解く方法をとることもあります。

上の写真を見ると、黒い糸の上に癒着しているバンド(組織)も観察できます。

糸だけをきれいに取り出した様子です。内出血もほとんどありませんよね?

抜糸後、一針ずつ縫合した状態です。

通常、埋没法の糸を除去される方の多くは、もともと二重であったものの、ラインがぼやけてきたために、よりはっきりさせる目的で手術を受けられたケースが多いです。
しかし、手術をしてみると、本人が希望する雰囲気にならないことが多々あります。むしろ「ハム目」のような不自然な感じになったり、三重まぶた(重なり)が発生したりすることもあります。そのような場合は、切開法のほうが適していることが多いです。
動画で腫れの様子をお見せします。もともと二重があった方なので、食い込みの深い感じが消えたことが確認できると思います。
よくある質問
埋没法二重を解除すると、腫れはひどいですか?
いいえ、腫れはひどくありません。組織をむやみにいじらず、埋没された糸だけを正確に探して除去するため、手術後のあざや腫れはほとんど発生しません。
すべての埋没法手術の糸を完全に除去できますか?
いいえ、単結び法で手術した場合のみ、糸全体を除去できます。もし単結び法でなければ、糸を完全に除去することはできず、複数の穴を開けて癒着を解く方法で二重を解除することになります。
埋没法の糸を除去した直後の様子はどのようなものですか?
糸を抜き取った後、ほとんどあざがない状態を維持します。抜糸した部位は一針ずつ縫合して仕上げ、元々二重だった方であれば、手術による深い感じが消え、自然な姿に戻ります。
元々二重だった人が埋没法を解除しようとする理由は何ですか?
手術後、本人が望む感じにならなかったためです。ラインをはっきりとさせようと手術をしましたが、かえってソーセージ目のように見えたり、多重のしわが多く発生したりして、元の目に戻したいと糸を除去するケースが多いです。