2026-06-07
切開眼つき矯正の副作用を減らすために
2018年眼形成研究会主催のシンポジウムにて「切開眼つき矯正を安全に行う方法」をテーマに発表を行いました。副作用を防ぐための安全な剥離技術について解説します。

切開眼つき矯正の副作用を減らすために
2018年7月8日、眼形成研究会が主催した第13回学術シンポジウムにて、「Safe approach of Incisional ptosis surgery - 切開眼つき矯正を安全に行うために」というテーマで発表を行いました。
切開眼つき矯正の手術は、常にリスクを伴う手術です。経験が浅い場合、左右差が生じやすく、剥離の途中で眼瞼挙筋を損傷してしまうと、取り返しのつかない結果を招くこともあります。
そのため、今回は手術を始めたばかりの若い形成外科医の先生方に焦点を当て、安全なアプローチ方法についてお話ししました。
上の患者様は、他院で眼つき矯正術を受けてから14日目に当院を訪問された方です。剥離の際に損傷を受けた場合、二重のラインが形成されず、目を開ける際にも支障が出て、上部に癒着が生じてしまうケースです。
この患者様も他院での手術から1ヶ月ほど経過して来院されました。手術前の写真を見ると、目を開ける際に何かが引っかかっているようで目が十分に開かず、いわゆる「ハム目(ソーセージ二重)」のような印象になっています。
したがって、安全に剥離を行うことが非常に重要です。
当時発表したスライドの表紙です。
スケジュールは以下の通りでした。
昼食前の発表です。
会場は満席でした。
約700名の形成外科専門医が集まり、講義に耳を傾けています。
全員が形成外科専門医の先生方です。
このように韓国の形成外科専門医は、熱意を持って自己研鑽に励んでいます。
ここには一般医や美容外科のみの医師は一人もおらず、全員が「形・成・外・科・専門医」です。
会議時間の様子。お互いの情報を共有し、質疑応答を行います。
学会とはそういうものです。
一方的に講義を受けるというよりは、お互いの意見を共有する場です。学会は師弟関係のような授業ではなく、自分の考えを講義し、それに対してフィードバックを交わし合うという点が異なります。
誰が優れているかを競うのではなく、共に悩み、研究する場なのです。
カメラマンの方が上手に撮ってくれましたね。
総務としてアナウンスも行いました。カラオケのマイクみたいですが…一曲歌いましょうか?
眼形成委員会を率いるアベンジャーズのメンバーたち
私の大好きな人たちです(笑)
よくある質問
切開式眼瞼下垂手術で起こりうる主な副作用は何ですか?
はい、非対称性や目を開ける筋肉の損傷が代表的です。手術経験が少ない場合、剥離中に筋肉を損傷すると、二重まぶたが形成されなかったり、目を開ける際に問題が生じたりするなど、取り返しのつかない結果を招く可能性があります。
眼瞼下垂手術後、ソーセージのような二重まぶたができるのはなぜですか?
これは、手術中に安全な剥離が行われず、目を開ける際に何かが引っかかるような感覚が生じるためです。他院で手術後1ヶ月が経過して来院した患者の事例を見ると、このような問題により目をきちんと開けられず、ソーセージのような二重まぶたの印象が残ってしまいます。
切開式眼瞼下垂手術を安全に受けるためには、どのような点が最も重要ですか?
手術過程で安全に剥離することが最も重要です。目を開ける筋肉に損傷を与えないよう、正確かつ慎重にアプローチすることで、癒着や非対称性などの深刻な副作用を予防し、自然な結果を得ることができます。
眼形成研究会シンポジウムにはどのような医師が参加しますか?
一般医や美容医ではなく、形成外科専門医のみが参加します。約700名の形成外科専門医が集まり、互いの手術経験や安全なアプローチ方法に関する情報を共有し、質疑応答を通じて継続的に研究を行っています。